みずのタイムトラベル城西編 紀行 11

こんにちは

これは2012年5月3日、6日、26日に行われた「建築家と巡る城下町みずのタイムトラベル城西編」の紀行文です。

前回は「西総堀土塁公園」と「新井家の赤門・庭」について話しました。今回はそこから東へ、昭和に建てられ保存利用されている「アルモニービアン」へと向かいます。
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『アルモニービアン(旧日本勧業銀行松本支店)』

建築家
 「アルモニービアン」は1937年(昭和12年)に当時の日本勧業銀行松本支店(現・みずほ銀行)として建てられました。2003年(平成15年)に店舗統廃合に伴い売却方針が発表されます。松本市に対して保存要請があったものの財政難から市は購入を断念しました。しかしながら「旧勧銀ビルを守る市民の会」の保存運動によりレストラン・ブライダル施設に再生されました。
 建物全体を見渡すと、尖塔アーチ型の窓が7つ並ぶファサードが印象的です。キュビズム・バウハウスなどの着想源から1920年代パリで生まれ第二次大戦以前まで流行したアール・デコ様式の影響があります。アール・デコの代表的な建築としては東京都庭園美術館(旧・朝香宮邸/1933年)や伊勢丹新宿本店(1933年)があり、その幾何学モチーフや直線・流線形等の造形的な特徴があります。この建物は左右対称のファサードを持ち、直線と円弧の組み合わせからなる、極めて幾何学的な造形があります。建築家・藤森照信さん(茅野市出身)は、この開口部を著書『信州の西洋館』で、「松本城にいたる通りに生えた7本のつくし」と表現しています。尚、2007年には国の登録有形文化財に指定されています。


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by mizunosanpo | 2013-02-03 19:10 | 2012旅行社みずのさんぽ


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